キャビアの製造工程
表面を丁寧に洗浄し、開腹と卵の取り出しは2人作業で行います。まずは電解次亜水でチョウザメの体表面を洗い丁寧に殺菌します。洗浄されたチョウザメは一次加工室へと運ばれ、開腹と卵の取り出しはそれぞれ専門の担当者が行います。取り出された卵は、パスボックスで二次加工室へと移動します。
パスボックスを通して運ばれた卵は、卵膜で覆われた状態です。これを丁寧に手作業でほぐしていきます。この間、卵の温度が上がらないように、氷水で器を冷やしながら作業します。防腐剤を使わず卵と塩だけで長期間熟成するためには、一粒の不純物も見逃せません。キャビア本来の旨味だけを引き出すために、徹底的に血の塊や卵膜を取り除きます。この間も卵の温度が上がらないよう、冷やしながら作業します。
味の決め手は特別なブレンドの岩塩と深い熟成です。特別なブレンドの岩塩で薄く味付けし、長期熟成を行います。熟成期間は数ヶ月におよぶ為、ジャパンキャビアは独自の方法で熟成容器を開けることなくテイスティングを繰り返します。そして、そのキャビアが最も美味しくなるその時まで深く眠り続けます。
お客様が蓋を開けた瞬間に綺麗にキャビアが揃っているように、丁寧に手作業で瓶詰めを行います。もし、潰れたキャビアを発見した場合はピンセットで一粒づつ取り除きます。それはまるで瓶詰というより盛り付けのようにきれいに詰められています。
パッケージ、ラベル貼付に関しては、ワシントン条約(CITES)の国際統一ラベリング制度に準拠し、原産国やチョウザメ捕獲年、加工場の公式登録コード、キャビアのロット番号などが記載された開封防止シールとパッケージシールを貼り付けます。この開封防止シールは、一度開封すると元どおりに貼りなおすことが出来ないので、お客様へお届けするまでに一度でも開封されたかどうかが一目でわかります。また、完全なトレーサビリティになっています。ジャパンキャビアのキャビアは全ロットIOTを駆使したシステムにより、24時間365日、管理をしています。これにより全てのキャビアはいつ、どのチョウザメの卵から作られたのか、完全なトレースが可能になります。
熟成された最高級のキャビア
一般的に魚介類は、採れてすぐの新鮮な状態が美味しいと思われがちですが、ワインを熟成するように、キャビアは熟成させるほどアミノ酸が増え、旨みとコクが深まる食材です。中でも、ヨーロッパのキャビアが美味しい理由は「深く眠らせる」という熟成方法にあります。長期にわたって熟成させることで、ねっとりとした粘りとツヤ、卵の一粒一粒に輝きを持ちます。ジャパンキャビアはこの伝統的な方法をお手本にしました。
しかし、まねてばかりではそれを超えることは出来ません。品質の高いキャビアを国内で作り出す為に、様々なパターンの熟成方法を研究し、どうしたら自分たちが最も美味しいと思えるキャビアを作れるのか、答えを探し続けてきました。大切なのは長い月日と味とのバランスで、ジャパンキャビアでは、熟練のキャビアマイスターが一匹ごとに卵の味を自分の舌で判断し、それぞれの熟成期間を決めていきます。そして、独自の繊細な熟成技術を開発して眠りについたキャビアを起こすことなく、数ヶ月にわたってテイスティングを繰り返し、熟成のピークを見極めることで、コクと旨みが凝縮された、より濃厚でクリーミーなキャビアを作ることに成功しました。
長きに渡る、時間という試練をくぐり抜けることができたキャビアだけが「宮崎キャビア1983 」を名乗ることが許されるのです。すべての手間暇は美味しさの為、惜しまれることはありません。
清潔さの追求
世界に通用するキャビアづくりのために、ジャパンキャビアは清潔さの追求を徹底しています。製造作業では精密電子部品でも扱うようなクリーンルームで行っており、温度や熱成期間はIOTを駆使したシステムにより24時間365日休み無く制御しています。これらは防腐剤添加や高塩分処理、低温殺菌に頼ることなく、キャビア本来の味を安心・安全とともにお届けする為に、ゼロから専用設計したシステムです。
必ず防護服を着用してキャビア製造を行っています。衛生環境は常に最高レベルで、この徹底した環境こそが「宮崎キャビア1983」の秘密です。キャビアを手作業で瓶詰めをし、出荷するまで一切の妥協はありません。品質管理を厳重に行ったキャビアだけが私たちに届きます。
日本のキャビアを世界へ
世界に通用するキャビアをつくりたい。今から34年前、たった200匹のチョウザメから始まったその挑戦は、多くの人の希望であり、挫折であり、そして夢でありました。初めてキャビアが採れたあの日、夢は現実となりやがて誇りに変わりました。2017年、宮崎キャビアは新たなステージを迎えました。日本のキャビアが世界へ。いつの日か、キャビアといえばジャパンと言われるように、初心に戻って一歩ずつ。また次の夢へ、ジャパンキャビアは歩んでいきたいと考えています。
宮崎県にチョウザメがやってきたのは1983年のことで、それから30年の歳月を経た2013年、日本で唯一の本格熟成キャビア、メイド・イン・宮崎の「宮崎キャビア1983」が誕生しました。
キャビアがお好きな方は、是非食べてみて下さい!
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